そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

「分かるよね?」→分からない。

 分からないから訊きに行った筈が、話を進めるうちに、相手は「こいつはこのくらい知っているだろう」として「分かるよね?」と語り掛けてくる。

 私はこの問いかけがとても嫌いだ。何故なら分からないからだ。分からないけれども、「いいえ分かりません」と言うと、その後に続く話が説教じみて長ったらしくなり、相手の怒りをぶつけられるものだ、とこの環境に居るうちに学習してしまった。

 だから私はいつも、分からなくとも「はい」と答えてその場をやり過ごしてしまう。何故ならその方が話も早く済む場合が多いし楽だからだ。

 分からないなら訊きに来いと言いつつも、いざ訊きに行ったら分かっている前提で話をされる。それは気に入らないし、逆に自分が訊かれる側になったとき、そういうヘンテコな前提を置くことはするべきではない。

ウソも方便

 面倒な人とは極力喋りたくもないし、近づきたくもないが、それでもどうしようもない場面がある。

 

 つい最近そんな場面に遭遇した。その時の話の内容は、仕事には全く関係のない「雑談」だった。その話題は私も知っているジャンルのものだったが、私はわざと「知らない」と言って、話に参加することから逃れた。

 

 後になって、やはりこの人に私情を漏らす必要はないと感じた。

楽なままで生きたい

 「俺が君くらいの頃は…」で始まる話を聞いた。まあ要するに私は仕事のやり方がまだまだ甘っちょろいらしい。

 

 「苦しい体験をしてこそ楽しさが増すんだから、これから大変だろうけど頑張っていこう」そんな風に言われた。

 

 心の中で全スルーした。

 

 その「苦しい体験」とか「楽しさ」とかを、どうして仕事で体験する必要があろうか。それは別に仕事でなく、自分のやりたいことでも出来ることのはずだ。仕事とはそんなに特別なものか。

 

 どうもあなたとは考え方が合わないらしい。