そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

キツい

 上司Kが捕まらない。客先に出向くことが多く、なかなか1次面談の機会を設けることが出来ない。もう提出して1週間が経つので、若干焦りも覚える。早いとこ、自分の意思を彼らに伝えたい。

 

 しかし、焦っても仕方が無いのも事実。引き留めに対する言葉の準備と心の準備でもしておこう。「心の準備」と言うと何だか精神論臭くて気持ち悪い感じもするが、私は「精神論・根性論は自分に対してはいくらでも使って良い(が、他人に押し付けてはいけない)」を持論としている。なので時々、自分に向けて「頑張れ」とか「負けんな」とか言っている。

 

 幸い、キツい残業とキツい環境のおかげで退職への熱は全く冷めていない。こんな職場、とっとと抜け出したい。抜け出して次のステップへ進みたい。目標がハッキリしていると、こんなにも前のめりになって物事に当たれるのかと驚いている。

 

 それにしても体力・精神ともにキツい。今日もまた1つ失敗して他部署の人と客先に迷惑なことをした。加えて4時間くらいの残業をした。19時には帰って家でゆっくりとご飯を食べたいものだ…。

念の為に念を押してきた

 退職願を出したは良いが、まさかスルーをされるのではないか。そういう不信感さえも覚えなければならないような会社だ。と勝手に思い込んでいるので、今日は上司Kの退社間際に釘を1本打ち込んだ。

 

私「Kさん、先日の例の件、お話させてください」

K氏「ん?ああうん、そうだな」

私「なにも衝動で出したモノではありませんので」

K氏「だいじょぶだいじょぶ、後で話をしような」

 

 そう言ってK氏は帰っていった。雪なのにノーマルタイヤで心配だったようだ。まあ今日はこんな天気だし仕方ない。とりあえず、普段のK氏の様子と今日の言動から察するに、スルーされることは無さそうなので一安心、といったところか。とにかく少しずつでも前に進めよう。1度目の面談に漕ぎ着いてからが正念場だ。

「真剣になれ」という無理な指示

 「もっと真剣になれ」「本気でやってみろ」とのお達しがあったが、それは相当に難しいことであるはずだ。

 言った側は、つまり、その一言で社員の考え方がガラリと変わることを期待しているのだろう。私の頭ではどう考えても無理だという結論にしか至ることが出来なかった。真剣になれという指示があったので今日から真剣になる…などという、即日洗脳状態とでも言うべき状態になれる思考は残念ながら持ち合わせていない。

 このような精神論はもう聞き飽きた。数年前から問題解決方法が精神論&根性論だと、いつまで経っても組織は改革しないだろう。なぜなら、会社に何も残らないからだ。具体的なマニュアルや規則などが一切残らない。新しく入った社員にも同じように精神論で洗脳するわけだ。これでどうして会社が改善されるだろうか。どうしてシステムを変える方向に考えないのだ。(それにしても、精神論のメリットはどこにあるんだろうか。それを使う側にとっては「使いやすく、何かを指示した気になれる」所だろうか。)

 と言っても、一時の雇われの身で、かつ退職を決意した私にとっては、この会社が将来発展して大成功を収めようが地の底まで落ちようが、全然微塵もまったく1ミクロンも関係ない訳なのだが。

 

 分かった分かった。そう言うのなら、真剣になって退職を考えるよ。そしてついでに辞めた後に待つ充実した人生のことも考えようじゃないか。