そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

よくある「会議と呼べない何か」

 社内の会議では、上層部によるパワーゲームが横行している。

 

 会議の場にお偉いさんが存在していると、その集まりはもう、完全にその人の独壇場になる。同席している社員に決定権はなく、全てはお偉いさんの発言で決まる。社員側も発言はするのだが、ほぼ毎回途中で口を挟まれてしまう。言葉のキャッチボールなど、皆無と言っても良いだろう。

 さらに、お偉いさんの発言内容に抵抗したり意見しようものなら、驚くべきことに「じゃあ俺は知らないから勝手にやれ」という方向に持って行かれてしまう。「会議」と名がつく集まりのはずなのに、議論すら始まらない。むしろ、議論をさせない。「俺の決定に従え、嫌なら勝手にお前らでやれ」と圧力をかけて一方的に意見を押し付けてくる。

 また、これも困ったことに、気に入らないことがあればすぐ感情的に怒鳴る。そしてそこからはやはり一人舞台になるのである。これによって、参加者の貴重な時間は愚痴聞きで消費されることになる。身も心も削られるというのはまさにこのような場合のことだろう。何も生まれないとても勿体無い時間である。

 そのくせいつも、会議の参加人数、時間、人件費から、この会議にはいくら掛かっているんだ、コスト意識を持て、という話をしている。会議にならない進行の仕方をしているのはどっちだ。そもそも時間外にやる会議だってあるというのに、何がコスト意識だ。社員にコスト意識という前に、そちらも払うものを払ってから言って欲しい。

最後の面談に進めない

 K氏との面談から1週間以上が経ってしまった。その間特にアクションがなかったので、今はどうなっているだろう…と思い、とりあえずK氏に聞いてみた。

 

 どうやら、と言うかやはり、トップとの面談が待ち構えているようだ。だが、トップは常に会社の外を回っており、しかもたまに会社に居ても常に忙しい人間だ。おかげでなかなか時間を取ることができない。K氏からは話が行っており、「しょうがねぇな」という感じで受け止められたようなので、大丈夫だとは思っている…が、この話が忘れ去られていないことを願うばかりだ。

 

 この期に及んで情けない話だが、私はトップに話しかけることが非常に苦手だ。毎日騒がしいし、常に喜怒哀楽の「怒」が突出しているし、何を言っても大体「後にしろ」と離される。話しかけづらい気持ちを数年間ズルズルと引きずってしまった。

 

 でも、面と向かって話すのはその面談が最後だし、ここを乗り切れば晴れて退職…と思えば、やる気にもなってくる。誰にも頼まれていないが勝手に引継ぎの資料も作り始めている。もう後には引かない。正式な退職を勝ち取るまでは気が抜けない。