そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

他部署の仕事を持って来るな

 仕事の分担とはどうしてこんなに曖昧に出来ているのだろう。

 今日のいつも通りのダルい朝礼での出来事。全体のそれを終えてグループごとの大変ダルい朝礼に入り、リーダーは開口一番「板金設計を…」とか言い出した。

 おいおいこのチームの仕事はハードウェアだろう、回路の設計だろう、と突っ込みたくなったが黙っておいた。板金設計はこの会社では他のグループがすることと決まっている(はず)。お門違いにも程がある。はっきり言うがそれはうちのグループの仕事ではない。こっちにはこっちの仕事がある、やっている暇はない。…と言うと、残念ながら「やる気がないやつ」と評価される。いや待て。突然飛び込んできた上にやる必要がないことを拒否して「やる気がない」と言われても困る。「何でもやれ、多機能な人間になれ」というのが社の方針としてはあるのだが、そんなことしてたら余計に分担が曖昧になってしまう。営業は営業、ハードはハードだけ、ソフトはソフトだけ、これで何が悪いのか。むしろしっかりと業務分担出来ているという点で評価できるのではないか。

 そういえば、「甘ったれ30代社員の10の特徴」の中に、「仕事に範囲を決めて、手伝わない!」という項目があって、「それの何が悪いのか?」と本気で考えてしまった。仕事に範囲を決めずに何でもする、だからいつまで経っても自分の仕事が終わらず遅くまで残るハメになるのではないのか?それともそこまでして会社に残りたいのか?業務の分担がうまく行っていない会社は色々な意味で危ない。気がする。

 

 余談だが、上記「10の特徴」の中には「給料はもらえるものだと思っている!」なんていう呆れた項目も載っている。初めて目にした時は「そりゃもらえるだろ…」と思ったのだが、こう考えても何の問題もないと俺は思っている。働いても給料が出ない場所でなんか働く気も起きませんがね。