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そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

他人の視線が怖い

 昔からの習性である。恐らく、生まれたときから。

 

 よく「話すときは、相手の目を見て、はっきりと」などと言われる。コミュニケーションの基本だという本もあったりする。

 

 しかし、俺にはそれが全くと言って良いほど出来ない。誰かと視線を合わせることにただならぬ恐怖を感じてしまう。相手が同性でも異性でも、友人でも、更には家族でさえも、相手の目を見て話せない。

 

 家族や大学の友人は一緒にいた時間が長いからよく知っていると思うが、相手を見るときの俺の視線は、常に相手の首から下にある。それが精一杯で、相手の顔のどこかに視線を持っていけないのである。目線を合わせようと試みることもあり、その時一瞬目が合うのだが、すぐに逸らしてしまう。面接の時も、社員のネクタイの結び目あたりを見ながら話していた記憶がある。とにかく、相手の首から上をしっかりと見ることが出来ない。

 

 この原因を自己分析をすると、相手からの「威圧感」のようなものを、俺が一方的に感じてしまう為かと思われる。話し相手と視線を合わせようとするだけでも、極度の緊張が走る。だが、相手はそんなことは知る由もなく、こちらに視点を当てて話している。そんなとき、相手から見られていると思ってしまうと、余計に相手の方を見るのが恐ろしくなる。それでつい、体を向けずに会話をしてしまったりする。話し相手には申し訳ないと思う。

 

 また、直接自分に当たる視線でなくても恐怖を感じることはある。例えばトイレ。俺は小便器で用を足そうとしたとき、隣の便器に他の人が来てしまうと、出せなくなってしまう。「隣がこちらを見ていないか」等、気になって仕方ないのだ。おちおち用も足せなくなる。そんなだから、出かけ先なんかではいつも、個室の方に入っている。「隣の人間に対して異常に警戒してしまう」のは、飲食店のカウンター席なんかも同様だ。俺の座る席はいつも角だ。(この時はさすがにテーブルには座らない)

 

 残念なことに、物心が付いてからずっとこんな状態である。相手の顔をまともに見られないし、周囲の視線も必要以上に恐れている。やはり俺は「視線恐怖症」なんだろうか。

 

 ※そういう点からも、よくまあこんなんで会社員を続けられているなと感じる。