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そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

満員電車はやっぱり異常な光景だった

 東京では、会社員にだけは絶対ならない。

 

 今朝は出勤場所が異なる日だったので、電車を使って目的地まで向かうことにした。

 

 午前8時ごろ発車する電車に乗ろうとしていたのだが、大雪の影響もあってか列車が遅れ、駅は大混雑。発車時刻ぎりぎりに、社内に入ることはできたものの、発車が遅れている所為もあって人がどんどん押し寄せてくる。明らかに満員なのに、それでも半ば強引に乗り込んでくる人、多数。列車、未だ発車せず。私は徐々に徐々にドアのそばから中へと押されていく。それこそ、「おしくらまんじゅう」という表現が最もしっくりきそうな車内の状況。

 

 私の後に何人か乗車してきて、少し奥へ押されていくと、段々と息が苦しくなってきた。この密度で腹のあたりが圧迫されているらしい。背伸びをして呼吸をするが、人が多すぎて気持ち悪い空気しか吸えない。ますます気分が悪くなる。降りたくなってきたが、まだ大丈夫だろうかと、降りるのをためらっていた。

 

 それでもまだ、乗客は増え続ける。密度は上がり、苦しさは更に加速。ドアがどんどん遠くなる。

 

 このままではまずい。私は我慢の限界に達し、

 

 「すみません降りまーす!すみませーん!」

 

 声を上げた。コミュ障なはずなのだが、この時は身の危険を感じたためか、声を張って意思表示することができた。ドアそばの人には一旦降りてもらい、私はこの列車から何とか抜け出すことが出来た。

 

 列車は予定時刻を5分ほど過ぎて、ギュウギュウ詰めの状態で走り去っていった。私が降りた約1分後の発車であった。もう少し決断が遅かったら、あの苦しさと気持ち悪い空気にしばらく耐えながらの、悲惨な通勤となるところだった。助かった。

 

 ギュウギュウ列車が発車してから20分後に、同じ方面へ向かう電車が到着したため、私はそれに乗って目的地へ向かった。こちらの列車はいつも通りの乗客数で、何のストレスもなく移動ができた。時間にも間に合ったので、あの時降りて本当に良かった、と今でも思っている。

 

 

 …というわけで、私は今日、人生初の「満員電車」なるものを経験してきた。いや、移動はしなかったから、正しくは「経験しそうになった」だろうか?そんな細かいことはどうでも良いが、「こんな電車にはもう乗りたくない」ということを身をもって学べたので、ある種の価値はあったと思う。

 

 ところが、この話を先輩にしたところ、「そんなくらいで折れてちゃダメだよー、東京行ったらやってけないよー」と言われてしまった。どうやら東京ではあの異常すぎる光景が日常茶飯事らしい。

 

 そんな…恐ろしい。朝からあんな気分の悪くなる通勤なんて、たまったもんじゃない。先輩にそう話されてから、私は「東京で会社員は絶対にしない!」と心に決めた。やっていけないのなら、最初からやらなければ良いんだ。あんな気分最悪の満員電車に毎朝お世話になるなんて、私にはとても出来ない。

 

 話によく聞く満員電車だが、今日はその酷さを身をもって体験できた。こんな過酷な「運搬車」には、もう関わらないようにしよう。