増税したけど特に支出は変わらなかった
今年度始め、消費税が5%から8%になった。それからおよそ1ヶ月が経とうとしている。私の周りでは、電車賃が上がったとか便乗値上げがこの野郎とか、そういった話をよく聞くようになった。
今日は、消費税増税前と増税後の、私の支出のようすについて少し書いてみることにする。結果から言うと、「ほとんど変化なし」である。
私が出費として記録している項目は
- 自販機(会社で多用するため)
- コンビニ(仕事が遅いと多用するため…ほぼ毎日だが)
- スーパー
- 飯屋(外食が多いため)
- 本
- その他(主に交通費)
なのだが、この中で、増税の影響をもろに受けやすいと考えられる「コンビニ・スーパー・飯屋」での合計出費についてまとめてみたところ、今年に入ってからは
- 1月:¥27,800
- 2月:¥29,800
- 3月:¥36,800
- 4月:¥30,500
であった。3月が最も高かったが、これは他の月より外食の機会が多かった結果だと思われる。
ということで、増税前と後を比べると、実はあまり変わっていないということに気が付いてしまった。だがちょっと冷静に考えてみると、これは当たり前なのかもしれない。仮に月に税抜き10万円の消費があったとすると、消費税5%であれば税込み105,000円、8%では税込み108,000円であり、その差は僅かに3,000円だ。3,000円くらいなら、月の出費としては余裕で前後する額である。
まあこれは家庭の事情を全く考慮していないので、結婚していたりするとこの差は大変重いものなのかもしれない。しかし少なくとも、(独り身の)私にとっては大した差ではない。その程度の変動はじゅうぶんありえると思っているからである。
そういうわけなので、私自身には増税の影響はあまりないと思っている。むしろ、8%では中途半端であり、小銭が増えて面倒なので、早いところ10%にしてもらっても構わない。
※以下はかなり長い余談です。
私は昨年11月頃から、毎日の出費を表計算ソフト(OpenOffice Calc)に記録するようにしている。驚くべきことにもう半年継続出来ていることになるのだが、この理由は「ある程度いい加減に記録する」ところにあると思っている。
- まず、10円単位以下は記録しない。50円以下は切り捨てて、51円以上は切り上げる。細かい数字がなくて見やすいし、大した誤差ではない。
- スーパーは、カワチ、フジマート、うおかつなど種類が多いが、全てまとめて「スーパー」として記録する。いちいち分けていたら面倒でたまらない。コンビニも然り。
- 家賃、通信費など、月額がほぼ定額といえるものは、すべて予めテンプレートに値を貼り付けている。余計なところに頭を使わなくて済む。電気代などは変動が大きいので月ごとに記録するが。
というように、手を抜けるところは抜いて記録している。きっちりやるといずれ挫折するのが私の性格なので、この方法は私と同じようなタイプの人にはオススメである。
もちろん、何から何まで細かく記録しないと気がすまない人はそうした方が良い。私はそれでは続かなかったので、こうしているのである。