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そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

客だからって偉ぶるのは何か違う

 御上の人らに連れられて飲みに行ったときのことを思い出した。

 

 このときの店は、初めて利用する居酒屋チェーン店。店の人に馴染みがある参加者はいなかった。入店してまず(勝手に)ビールを注文する上司(とりあえずビールという考えは好きになれない)。新人らしく、若葉マークつきのネームプレートを下げた店員さんがそのビールを運んできた。しかし、御上はどうもその時の店員の手際の悪さが気に入らなかったようで、店員が去った後に「なんだあの店員は、モタモタして」とかボヤいていた。私自身は「新人で不慣れなんだからしょうがないだろ…」と思ったのだが、どうやらまったく考え方が違ったようだ。「もっとシャキっとしないと。新人でも働いてる以上プロだもんな」「こっちはお客なんだ、金払ってんだしな」などと言っている。

 

 さて、①「新人でも働いている以上はプロ」②「こっちは金払った客」この考え方、どちらも納得がいかない。

 

 新人とベテランを同じく見ること自体おかしくないか。手際の良さは違って当然だ。もう少し優しい目で見られないのか。

 よく、スーパーのレジで、研修生が担当するレジに「研修中のためお急ぎの方は他のレジを…」という注意書きを見る。これは良い配慮だと思う。居酒屋の御上の態度は、まさにこの研修生のレジに入って「オラ早くしろ」と言っているようなものではないだろうか。注意書き読んで納得してから並べば良いのに。

 

 それはあまりに偉ぶりすぎていると思う。「金を払ったんだから何を言っても良いんだ」なんてことがあるだろうか。それは時に金銭以上のサービスの要求になりはしないか。不慣れな人に対してもう少し気を配る心の余裕も無いのか。

 

 お客は神様なんかじゃない。金を払っても神にはなれない。どうあがいても同じ人間である。お客という立場を利用して偉そうに振舞うような人間には絶対になりたくないと思った。