やっぱりスマホは"まだ"要らない
スマートフォンに実際に触れてみて、「やっぱまだ要らないわ」と思えた。
今回は、つい1ヶ月半前に書いた内容と似ていること。
このゴールデンウィークを利用して、実家へ帰省した。交通手段は、電車だ。自動車は…相変わらず"まだ"要らない。
駅から家まで、弟の運転で送ってもらった。その車中、母親が
弟ちゃんがスマホになったんよ～
と言った。
おお、ついに我が家にもスマートフォンを持つ人間が出てきたか。でも弟？こいつ、携帯電話だって全然使ってなかったのに…。母親の発言を受けて、まず
えー、お前そんなに使ってんの？
と訊いてみた。実家に居たころの様子から見て、今も変わらないだろうと予想したからだ。その答えは、やはりというべきか
うーん、あんましー
だった。驚きはしなかった。普段から携帯不携帯の弟がスマホにするのは正直言って勿体無いと思ったが、「シューカツとか研究室とか」で使うから、とのことだった。スマホないとシューカツ出来ないなんて本当かよと思ったが、まあそういうことなら…と流しておいた。
※私はバカにする意味で「シューカツ」とカタカナで書いています
家に帰ってから、少し触らせてもらった。通話、メール、そしておなじみのLINEとかインターネットとかは使っているが、それ以外に1ページか2ページ分くらいあったアプリはどうやら放置状態。話題のパズドラ等のゲームはやっていないようだ。
ちょっと使ってみた感じでは、スマホ独特の文字入力方法は、初めてでもわりとすんなり慣れることが出来た。タッチとかスライドで操作できるというのは、簡単でやりやすかった。あと、ほんのり暖かかった。結構、熱出すんだな…。
操作性は良いが、機能的には無駄が多い気がする。色々機能（アプリ？）がありすぎて、整理がつきにくそうだという感想だ。スマホの存在を知った頃から「パソコンがちっちゃくなったようなモノだろう」と思っていたが、ズバリその通りだった。2GHz級のCPUとかメモリとか積んでいるところもまた似ている。これは立派なPCだ。「だったら部屋でだけ使えれば良くないか？」と思えた。
そしてやはり、高かった。カタログを見せてもらったが、普通に契約すれば月に5,6千円かかるようだ。この金額、1ヶ月の家族4人分の料金とさして変わらないものだった。それを、今度からは1人でこの額…。通話機能付き小型PCに月6千円というのは、「携帯は殆ど待ち受け状態」の私に言わせれば、残念ながら割に合わない。
というわけで、スマートフォンに実際に触れてみて、「やっぱり要らない」と思えたので、収穫はあった。
もちろん"まだ"要らないというだけだ。必要に迫られれば、当然購入を検討するだろう。だが当分、その気になることは無さそうだ。
