「仕事は二の次」で、何が悪いのか
本当に残念だ。
「ペットが死んだら会社休む」に批判も 「仕事への責任感ない」「ゆとりここに極まれり」 | ニコニコニュース http://t.co/PlKvTAMlBz #niconews
こんなことが話題になること自体悲しくなるわ
— あめ (@ame7393) 2014, 7月 21
これで「ゆとり」と叩かれてしまうというのが、個人的には悲しい。私も実家に犬を飼っているから分かるのだが、長く飼っていればいるほどペットも「家族の一員」と同様に見るようになる。おそらく元ネタになった方も似たような感情を持っていたのでは?と推測される。そんな家族が死んでしまったら、そりゃ当然休みをとってお別れをするだろう。そこに「仕事」という話題を持ち込まれること、それ自体が大変腹立たしい。そんなことより仕事を優先しろ、なんて言うのは…鬼か。
そもそも有給休暇とは、社員に与えられた当然の権利ではなかったのか。休む理由はなんだって良いのだ、と聴いたことがあるのだが…これのことだろうか。
使用者は、前各項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。
やはり、取る理由なんてそもそもどうでもいいことだったようだ。もちろん会社には時季変更権というものがあるが、あくまで「変更」であり、有休取得の請求を拒否することはできない。もちろん取得理由を理由に請求の棄却も出来ない。つまり、先ほどの記事が話題になること自体おかしな話なのだ。
「仕事」ってやつは、そこまで「何よりも優先するべき事項」なのだろうか。私事よりも優先して考えなければならないのだろうか。そうなんだとしたら、私は働いて生きていくことはしたくない、なんて思ったりした。