そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

部下は「どんな上司と働くか」が要だと思いました

 昨日22時までかけて作ったモノを、今日になってあっさり「やっぱりいらない」と判断された。おかげで昨日した4時間の残業が全て無駄になった。どうにも納得がいかない。リーダーさん、あなたがこちらに指示を出したのは、必要だったから、ではなかったのか。

 

 リーダーは今日もその案件で客先とゴタゴタやっており、こちらにも緊急の指示がよく飛んできた。だが、先のようなことをされると、正直言って関わりたくなくなる。指示されても、どうせまたダメになるんじゃないか、という不安を覚える。というかその指示が緊急すぎる。思いつきでやっているのではないか・・・。結局こちらはいいように振り回されている状態だ。

 

 私の後輩もその犠牲になっていた。彼はその件に1日中振り回されていたため、物凄くやさぐれていた。冗談ではなく、あと少しで発狂するのではないかという状態だった。

 

 リーダーも後輩も、自分で抱え込んでしまうため、少なからず自分の首を絞めていた。私はたまらず、部長に相談を入れた。ちょっとした騒ぎになり、それを聞きつけたグループメンバーがほぼ全員集合する、という異例の事態になった。後輩を心配する者や、リーダーに対して叱る上司もいた。そして、「明日グループの皆でやるぞ」という結論になった。あぁ、相談してよかった。部長は誰とも気さくに接してくれる人であるため、そもそも相談がしやすかった。だから私からでも危険信号を発することが出来た。

 

 こういう「誰の話でも聞く」「聞いた上で考えて指示を出す」人とは、部下という立場からすれば、とても働きやすい。こちらも、この人が言うなら、と積極的になることが出来る。逆に指示が不明確だったり、緊急なことばかりだったり、ただブン投げるだけなクセに出来ていないと文句を言ってくるような上司の言うことは、あまり聞きたくない。

 

 付いて行きたいと思える人を上司に持たないと、部下はやる気を落とす。信用されなくなる。そうなったら組織は既に崩壊しているかもしれない。「どんな上司か」は、想像以上に仕事に影響を及ぼす要素なのだと思われた。