そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

俺の趣味を振り返る

 俺の趣味はコロコロ変わる。気が向いたので、それを振り返りながら書いていこうと思う。

 

 まず、小~中学生の頃。この頃は、やはりというべきか「ゲーム」。初めて買ってもらったポケモン赤や、ニンテンドウ64のマリオが登場するゲーム(カート、パーティ、スマブラ等)にハマっていた。残念ながら学校ではいじめられていた人間だったのもあり、友達が少なかったので、一緒にプレイする相手はたいてい4つ下の弟だ。たまに数少ない友達に誘われて、その子の家に遊びに言ったりもしたけど、本当に稀だ。外に出て遊ぶことがほとんど無く、まるでひきこもりのような人間だったが、俺にはそれが楽しかった。

 続いて高校生。はっきり言えるが、趣味は「部活」。勧誘につられて入った吹奏楽に思い切りハマってしまい、平日休日関係なく、ほぼ毎日クラリネットを吹いていた。休日なら朝9時から夕方6時までみっちり練習、年始&お盆休みもほぼ返上、コンクール前には合宿(その期間はホールを借りて朝から晩まで練習)もやったりしていた。全て事実だが、こう書くと一部の人には社畜ならぬ「部畜」のように映るかもしれない。だが、俺にはそういう毎日が楽しくて仕方なかった。高校生時代を吹奏楽に捧げた格好になってしまったが、何も後悔していない。本人はものすごく楽しんでいたし、吹奏楽部に入ったことがきっかけで、音楽の面白さに気づけたのだから。

 お次は大学生。この頃は、コレだと言える趣味がなく、だいぶ迷走していたように感じる。あれだけはまっていた吹奏楽熱もパッと途絶えてしまった。ゲーム(相変わらず)をしたり、通学途中に用もなくショッピングモールをぶらぶらしたり、好きな曲を耳コピして打ち込んでみたり、この頃覚えたダーツやジャグリングをやってみたり、プログラムを自習しようと思ってCやJavaなんかを少し弄ったり、TOEICや基本情報でも受けようかと教材を買ってやっていた頃もある(2つとも後日ちゃんと受験しに行きました)。でも、それらは全て長続きしなかった。かなりつまらなそうな大学生活だが、幸い新たな友人も10人程度だが出来て、だいたいはその人たちと駄弁ったり飯食ったり遊びに(ゲーセンやカラオケや友人宅)行ったり、まあだらだらと(失礼)過ごしていた。高校生時代と比べると、まったく一貫性がないヤツだった。

 そして、大学を卒業し、会社員になって1年半。現在の趣味は、ズバリ「音楽」。なかでも「読本」と「作曲」。知識が少ないので、色々知ろうと思って音楽、特にDTMに関わりそうな本を何冊も買って勉強している。音の正体、耳の構造、オーディオ技術の歴史等を見ていると面白い。今までやってきたどんな分野の勉強よりも身が入る。作曲についても、普段からノートを持ち歩いていて、良さそうなメロディーが浮かんだらその場でメモし、自宅で打ち込んでいく。最近では、自分流のメロディーをメモする方法を確立したので、効率も良い。

 

 ということで、こうして振り返ってみると、俺はやっぱり趣味がコロコロ変わる人間だ。しかし、これは俺にとっては驚くべきことなのだが、会社員になってから始めた音楽の勉強は、なんだかんだで1年以上続いている。飽きっぽい俺にとって、強制されずに1年以上続くというのは驚くべきことだ。中学生の頃からゲームBGMの耳コピなんかはちょろちょろやっていたし、部活へのハマリ具合もそうだし、音楽は俺に合う分野なのかもしれない。

 最近ではサウンドプログラミングの勉強も始めた。音楽とプログラムが一緒に出来るとは何と喜ばしいことか。勉強したいことが多くて大変だが、今はすごく楽しい。いずれはボーカル入りの曲や、ちょっと名の知れたゲームのBGMになりそうな曲を作れる人間になりたい、と思っている。

 (練習として作っている曲は「TmBox」というサイトに投稿している。気が向いた方は、是非こちらからどうぞ。ツイッターとの連携が強い所為もあるのか、呟き程度に気楽に投稿出来る点がお気に入りだ。)

 

 最後に一冊おすすめの本を。音の話について読んだ本の中では、これが最も分かりやすく書かれていた。イメージしやすい文章で書かれている為だ。音の基礎を学ぶにはとても良いと思う。

音楽が10倍楽しくなる!サウンドとオーディオ技術の基礎知識

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