そして雨になる

ネット上でだけよく吠える、コミュ障のブログ。

念の為に念を押してきた

 退職願を出したは良いが、まさかスルーをされるのではないか。そういう不信感さえも覚えなければならないような会社だ。と勝手に思い込んでいるので、今日は上司Kの退社間際に釘を1本打ち込んだ。

 

私「Kさん、先日の例の件、お話させてください」

K氏「ん?ああうん、そうだな」

私「なにも衝動で出したモノではありませんので」

K氏「だいじょぶだいじょぶ、後で話をしような」

 

 そう言ってK氏は帰っていった。雪なのにノーマルタイヤで心配だったようだ。まあ今日はこんな天気だし仕方ない。とりあえず、普段のK氏の様子と今日の言動から察するに、スルーされることは無さそうなので一安心、といったところか。とにかく少しずつでも前に進めよう。1度目の面談に漕ぎ着いてからが正念場だ。

「真剣になれ」という無理な指示

 「もっと真剣になれ」「本気でやってみろ」とのお達しがあったが、それは相当に難しいことであるはずだ。

 言った側は、つまり、その一言で社員の考え方がガラリと変わることを期待しているのだろう。私の頭ではどう考えても無理だという結論にしか至ることが出来なかった。真剣になれという指示があったので今日から真剣になる…などという、即日洗脳状態とでも言うべき状態になれる思考は残念ながら持ち合わせていない。

 このような精神論はもう聞き飽きた。数年前から問題解決方法が精神論&根性論だと、いつまで経っても組織は改革しないだろう。なぜなら、会社に何も残らないからだ。具体的なマニュアルや規則などが一切残らない。新しく入った社員にも同じように精神論で洗脳するわけだ。これでどうして会社が改善されるだろうか。どうしてシステムを変える方向に考えないのだ。(それにしても、精神論のメリットはどこにあるんだろうか。それを使う側にとっては「使いやすく、何かを指示した気になれる」所だろうか。)

 と言っても、一時の雇われの身で、かつ退職を決意した私にとっては、この会社が将来発展して大成功を収めようが地の底まで落ちようが、全然微塵もまったく1ミクロンも関係ない訳なのだが。

 

 分かった分かった。そう言うのなら、真剣になって退職を考えるよ。そしてついでに辞めた後に待つ充実した人生のことも考えようじゃないか。

退職願、再び

 退職願を提出してきた。

 

 近頃は毎日のように退社が22時を過ぎており、ほとんど自分の時間がない状態が続いている。先週などは土曜日も出勤した。寝ても疲れが取れないことと、平日の気分が大体暗いことに悩んでいる。これも提出を心に決めさせる要因の一部だった。

 

 そういえば1年前にも退職願を出していた。その時は衝動で出したのもあって、引き留められてから今日まで続けてきたが、もうそろそろ良いかという状況にある。いつまでも時間を搾取されている場合ではないのである。

 

 書店で白封筒を買ってきて、本文はネットで調べながら書いて、直属の上司に提出した。ところが、この上司がとても嫌そうに「めんどくせぇ」「いらない」「返す」「持ってて」と、受け取らない仕草を見せた。いつもの私ならそこで「はぁ…」などと曖昧に返答して、自分の手元に引っ込めるところだ。

 

 しかし、今回はそうはさせなかった。白封筒を返そうとする上司の腕を掴んで押し返した。そうやって無理矢理にでも受け取らせた。これは私にとっては「初めて上司に抵抗した」という意味で、大きな一歩だと思っている。上司は渋々受け取って机の中に入れていた。

 

 心配なのは、そういう受け取り方だった為、スルーされてしまうのではないかという点だ。無視されては私も困るので、ちょくちょく話を持ちかけていく。引き留められたとしても、今回は引くつもりは毛頭ない。この場を去らねばならない理由は存分にある。