頭字語を見たら、何の略か調べる
頭字語とは、ある英文の頭文字だけをとってきて繋げて作った語句のこと。例えば、
- "HTML"(HyperText Markup Language)
- "USB"(Universal Serial Bus)
- "DTM"(DeskTop Music)
- "RAM"(Random Access Memory)
- "UFO"(Unidentified Flying Object)
- "WYSIWYG"(What You See Is What You Get)
とまあ、色々ありすぎる。ちなみに、上記6つの頭字語のうち、
- 上3つを「イニシャリズム(Initialism)」と言い、
- 下3つを「アクロニム(Acronym)」と言う。
そして簡単に言うと、
- イニシャリズムは頭字語の英字を順番にそのまま読むもの(例えばHTMLなら「エイチ・ティー・エム・エル」)である。
- アクロニムは頭字語を並べて英単語のように読むもの(例えばRAMなら「アール・エー・エム」ではなく「ラム」)である。
こういった頭字語たちが、そもそも「何の略なのか?」を知っておくことは非常に有用なことだと思っている。その頭字語の意味をイメージしやすくなるということが理由に挙げられる。元になった言葉を知らずにHTMLだのRAMだのと言うのは、覚えたての言葉をとりあえず使いたくなるあの感覚に似ている。俺はいつも、頭字語に遭遇したら、まず何の略なのかを調べるようにしている。というか、頭がそうなっている。(調べた後に覚えていられるかは別として…。)
こういった記号は、何らかの意味があって割り当てられているはずだから、それを知るのも何かと面白い。イニシャリズムとかアクロニムなら、その頭字語を作っている英単語の並びを知ることも出来て、少し英語の勉強になる。身に付くことは確かにあるから、何の略かを調べてみる価値は大いにあると思う。